サスティナビリティ
小さな糸道製品に、大きな責任を込めて。

湯浅糸道工業が考えるサスティナビリティは、糸道メーカーとして、お客様に必要とされる製品をつくり続けること。そして、ものづくりを支える企業として、環境・品質・人材・働く環境に対して、日々責任ある行動を積み重ねていくことにあると考えます。

繊維業界で使用される機械は、40年、50年と長く稼働し続けるものも少なくありません。だからこそ当社では、一度ご注文いただいた製品を、できる限り長く供給し続けることを、糸道メーカーとしての重要な責任だと考えています。
もちろん、すべての製品を常に在庫しているわけではありません。協力会社の生産終了や材料の調達状況により、同じ仕様での製造が難しくなる場合もあります。その場合でも、過去の製作実績や図面、加工技術をもとに、代替品の提案や仕様の見直しを行い、できる限りお客様の生産を支える方法を探します。
カタログ掲載品だけでなく、カタログに載っていない特注品であっても、一度納めた製品には責任がある。その「製造責任」という考え方は、湯浅糸道工業が長年大切にしてきたものづくりの姿勢です。


弊社では、製品を長く使っていただくための品質管理や再生加工、製造工程で発生する排水・廃液の適正処理、設備の点検・メンテナンスなど、環境負荷を抑えながら安定したものづくりを続けるための取り組みも行っています。また、OJTによる技術継承、外部研修や資格取得支援を通じて、次の世代を担う人材育成にも力を入れています。性別や国籍に関係なく活躍できる職場づくり、育児や家庭との両立支援も、持続可能な企業活動を支える大切な基盤です。
お客様のものづくりを支え続けるために、製品をつくる責任を果たす。そして、環境や人、地域社会に配慮しながら、企業として成長を続けていく。湯浅糸道工業は、糸道づくりを通じて、これからも社会とお客様に必要とされる企業であり続けます。
サスティナビリティ
持続可能なものづくりを支える、10の実践。

湯浅糸道工業では、日々のものづくりが社会や環境とどのようにつながっているかを意識しながら、持続可能な企業活動に取り組んでいます。
SDGsが掲げるさまざまな社会課題に対し、製造メーカーとしてできることを一つひとつ実践していくこと。その考えのもと、当社では以下の10項目を重点的な取り組みとして位置づけています。
排水・廃液・油・薬品を種類別に分別して管理している
水環境を守る、排水・廃液処理体制

湯浅糸道工業では、工場から発生する排水・廃液・油・薬品などを種類ごとに分別し、適切に管理しています。
クロムめっき工程で発生する排水や工業用排水については、専用の処理設備により処理対象物質を基準値以下に処理。そのうえで、下水道法などの基準を満たした状態で排水しています。処理の過程で発生した沈殿物は、フィルタープレス機で脱水処理を行い、産業廃棄物として専門業者へ委託処分しています。
また、めっき液から発生するクロムミストについても、めっきミスト処理機によって空気と分離し、クロムめっき排水として適切に処理。日常点検・定期点検を通じて処理設備の維持管理を徹底し、環境汚染の防止に努めています。
端材や製品の再利用・再加工を行っている
資源を大切に活かす取り組み

製造工程で発生する端材や使用済み製品を、できる限り有効活用する取り組みを進めています。樹脂製品の製造では、ランナーやスプルー材、不良品などのプラスチック廃材を粉砕機で細かく砕き、部品・製品製造の材料として再利用。品質に影響が出ない範囲を見極めながら、バージン材に一定割合で混ぜるなど、用途や製品特性に応じた活用を行っています。
また、セラミック製糸道については、使用済みの糸道を対象とした「再生加工サービス」にも取り組んでいます。長年培ってきた研磨技術を活かし、摩耗した糸道を再び使用できる状態へ整えることで、廃棄物の削減だけでなく、お客様の導入コスト抑制にも貢献しています。
設備を長く使うための定期的な点検やメンテナンスを行っている
安全と品質を守る、日常点検と予防保全

湯浅糸道工業では、安全で安定した生産体制を維持するため、各工場・各部署ごとにルールを定め、設備の点検やメンテナンスを継続的に行っています。
作業後には、担当者が機械の清掃や点検を行い、次に使用する人が気持ちよく、安全に作業を始められる状態でバトンタッチする。こうした日々の積み重ねが、設備の異常や不具合を早期に発見し、トラブルの未然防止につながっています。
また、年2回の定期点検では、対象設備を停止し、メッキ層の割れや通電状態など、設備ごとの重要な確認項目を点検。自動倉庫や貨物用エレベーターなどについては、法令に基づく点検も適切に実施しています。
作業手順書やマニュアルを整備している
品質と技術の継承。標準化の仕組み

製品に対し安定した品質と、業務の正確性を保つため、全社共通のルールに加え、各部署ごとに作業手順書やマニュアル、作業標準書を整備しています。
たとえば技術部では、設計の進め方や図面の書き方などをマニュアル化し、一定の基準に沿って業務を行っています。営業部では、製造指示書や見積書作成に関するフォーマットを整備。品質管理課では、不良サンプルを保管し、検査基準や確認ポイントを明確にすることで、全数検査体制を支えています。
これらのマニュアルや手順書は、一度作って終わりではありません。業務上の問題点や改善点が見つかった場合には、内容の追加・修正・削除を行い、より現場に合った形へ更新しています。

女性が管理職やリーダーとして活躍している
性別に関係なく、力を発揮できる職場へ
湯浅糸道工業では、性別に関係なく、一人ひとりの適性や意欲を大切にした人材配置を行っています。
現在では、女性社員が管理職として活躍している実績があり、営業・調達・生産管理・技術部での設計業務など、さまざまな職種で女性が力を発揮しています。かつては男性が中心だった業務にも、現在は男女の区別なく携わる機会があります。内勤・外勤を問わず営業活動に参加したり、製造に関わる管理業務を担当したりと、仕事の幅は広がっています。
「男性の仕事」「女性の仕事」と分けるのではなく、誰もが挑戦できる環境を整えること。湯浅糸道工業は、社員一人ひとりが自分の力を活かし、成長できる職場づくりに取り組んでいます。
安全教育や朝礼、定例ミーティングを行っている
安心して働ける現場、安全教育と社内連携

本社、各工場において、社員が安全に安心して働ける環境づくりを大切にし、教育・朝礼・定例ミーティングを通じた情報共有を継続的に行っています。
新入社員の入社時には、「品質・環境・ISMS・安全衛生教育」を実施し、ものづくりに必要な基本姿勢や安全意識を身につける機会を設けています。また、情報セキュリティに関する研修のほか、防災訓練に向けた避難経路の確認や消火器の使い方など、万が一に備えた安全知識の習得にも取り組んでいます。
日々の業務では、週に一度は各部署での朝礼を実施しています。各部署の課長級が参加する定例会議では、生産状況やお客様の動向、社員のメンタル面の状況などを共有。営業部門からの受注見込みをもとに、生産体制を整えるなど、部署を越えた連携にもつなげています。
外国籍社員を積極的に採用している
国籍関係なく、能力を活かせる職場づくり

湯浅糸道工業では、国籍に関係なく、能力や適性を重視した採用を行っています。
外国籍社員についても、日本人社員と同様の待遇で採用しており、給与や昇給などの面で国籍による区別はありません。現在は、営業・製造・品質管理など、さまざまな部署で外国籍社員が活躍しています。
配属にあたっては、在留資格や業務内容との適合性を確認しながら、本人の経験やスキルを活かせる職場を検討しています。技能実習生としてではなく、一人の社員・スタッフとして迎え入れ、共にものづくりを支える仲間として働いています。
多様な人材が、それぞれの力を発揮できる環境を整えること。湯浅糸道工業は、国籍にとらわれない公平な採用と働きやすい職場づくりに取り組んでいます。

OJTによる教育が日常的に行われている
現場で学び、実践を通じて技術を受け継ぐ
湯浅糸道工業では、実際の業務を通じて知識や技術を身につけるOJTを日常的に行っています。
作業手順書やマニュアルを活用しながらも、現場では、先輩社員やベテラン社員が実際の作業を見せ、ポイントを伝えながら教えることを大切にしています。道具の扱い方、確認すべき箇所、作業時の注意点など、文書だけでは伝わりにくい感覚や判断も、実務の中で少しずつ身につけていきます。新入社員はもちろん、部署異動や担当変更があった社員に対しても、配属先で必要な業務を丁寧に共有。新しい仕事に安心して取り組めるよう、周囲が支えながら成長を促しています。
家庭や育児などの事情による急な休みに柔軟に対応している
寄り添い、働き続けられる環境へ

湯浅糸道工業では、社員が家庭や育児と仕事を両立しながら働き続けられるよう、産前産後休業・育児休業・子の看護等休暇などの制度を整えています。
育児休業からの復帰後には、必要に応じて短時間勤務制度を活用することも可能です。たとえば、1日6時間・週30時間の勤務など、子育て期の状況に合わせた働き方を選択できる体制を設けています。
また、制度を用意するだけでなく、実際に育休を取得し、職場に復帰した社員もいます。弊社採用サイトのクロストークでは、育休を取得した社員が、休業前の不安、周囲のサポート、復帰後の働き方について語っており、復帰時には上司や同僚が段階的に仕事へ戻れるよう支えた様子も紹介されています。
外部研修や資格取得を支援している
社員の学びを後押しする、成長支援制度

人材育成においては、社員一人ひとりのスキルアップを支援するため、外部研修への参加や資格取得を後押ししています。
外部研修については、所属長の許可を得たうえで、受講費用を会社が負担しています。㈱名南経営コンサルティングと年間契約を結び、同社が提供するさまざまな研修セミナーに参加できる体制を整えています。また、業務に必要な知識や専門性を高めるため、CADや英会話の研修、またその他の外部講習についても必要に応じて受講を支援しています。
資格取得についても、危険物取扱者試験やQC検定など、業務に関わる資格に合格した際は、試験費用を会社が負担。さらにお祝い金を支給する制度も設けています。
















