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糸道

“糸道”=“いとみち”って何??

営業の新美です。
今回は、「で、“糸道”=“いとみち”って何??」について書きたいと思います。
“糸道”を辞書で調べてみると、“三味線・琴などを弾く技能”や“常に三味線を弾く人の左人さし指の爪の先に、弦との摩擦でできたくぼみ”と説明されています。

しかし、弊社の社名にもなっている“糸道”とは、直訳して「糸が走行する道」を意味します。
少し分かり易く説明しますと「走行する糸が接触する部分」を指します。
つまり、弊社はその接触する部分=“いとみち”を製造している会社です。

さて、そんな“糸道”ですが、実際にはどの様な糸があるのか説明したいと思います。
糸と聞いて多くの方がイメージするのが、綿糸や絹糸ではないでしょうか。また、近年ではポリエステル糸やナイロン糸をイメージされる方も多くみえると思います。
用途としてはミシン糸をイメージされる方、タコ糸をイメージされる方、釣り糸をイメージされる方、様々にみえると思います。全て正解です。
しかし、糸は普段日常生活で目にする場所で使われている事も多いですが、目にする事が無い隠れた場所で使用されているケースも結構あります。例えば、自動車のタイヤのゴムの中に入っていたり、飛行機の翼の中に入っていたり、色々なホースの中にも入っています。

また、弊社の“糸道”は、糸の様に細くて長いものを生産する時や、それらを使用して何かを作る時にも必要となります。例えば、電線やモーター、ゴムや紙おむつ、テープやビニールシート等を生産する際にも必要です。身近なものですと鉛筆やシャープペンシルの芯を生産する際にも必要となります。

大袈裟に言うと、“糸道”が無いと「世の中が不便になる」という事です。

それでは、次回は糸の種類についてもう少し詳しく書きたいと思います。

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